Img_f18764600dead56feb0dce542e911222
Img_3ec836aa9e456a250eaacc13845a3f7c
Img_27ff7a9909ac1a9b778c85c6bb4b439d
2月2日(金)〜5日(月)の4日間お休みします。前回このページで書きました、目白のアンティーク・フェアーに出店するためです。会場が小さいのでそんなにたくさんの物は持って行けませんが、どちらかと言うとマニアックで変わった物を持って行こうかと思っております。グラスも幾つかは珍しい物を持って行けると思います。それと古代物も少しだけ、、。後はシルバーのカトラリー、陶磁器の変わった物、嗅ぎ煙草入れ、など、、。久しぶりのフェアーですが、気負わず、いつも通りの気持ちでやらせて頂こうと思っています。
写真にあるように、まあ雪がよく降りました。金沢で60センチを超えたらしいです。私も久しぶりに車が雪道にはまってしまい全く動けなくなり大変でした。夜十時の暗い裏道で一人スコップで雪を掻いて途方に暮れているところを30才くらいの青年が通りがかり、家からスコップを持って来てくれて手伝ってくれました。彼の献身的な働きと的確なアドバイスで深く雪にのめり込んだ愛車を救うことが出来ました。本当に有り難かったです。彼が最初に私の車の側を通りがかった時、私はタイヤの周りにある重くて硬い雪をスコップで刺すようにして突き崩しながら一人凍えるように格闘していたのですが(と、書きましたが実際に雪を掻いているときは凍えるどころか必死なので汗をとてもかきます)、彼は私に、ハマったのですか、と小声で訊くと何か言い残して歩き去って行き、数分もしないうちに手に大きなスコップを持って現れてくれました。私が嬉しさのあまり、90度くらいの丁寧なお辞儀をしてお礼を言うと、彼は一言、これは見過ごせませんよ、と小声で言いました。その時既に40分以上の雪との格闘が続いていたので、なんとも嬉しかったことか。
無事に自分の車を駐車場に入れて自宅に帰ろうとしていたときに、知り合いの女性とすれ違い、軽く挨拶を交わした後にその女性が戻って来て、彼女の友人の車が雪で動けなくなっているので助けてくれないか、と言うのです。自分の車のことが終わったばかりでかなり疲れていましたが、今度は自分が助ける番かなとも思い、スコップ片手に現場に向かいました。雪で埋まった細い道に大きめのバンが沈むように動けなくなっていました。四人ぐらいで救出作業をしているときに、30才くらいのアフロヘアーのような髪型の青年と茶髪の女の子がそこを通りがかり、その状況を見かねて手伝ってくれました。そうですね、一時間以上その彼は雪を掻いたり、若干パニック状態の運転手の男にハンドルの切りかた等の指図をそれは丁寧にこなし、車と壁の間の人がやっと入れるか入れないかくらいの狭いところに上手く体を入れてスコップで雪を取り除いたり、嫌がったりイライラするでもなく献身的に働いてくれ、最後にはタイヤの下に敷いていた布切れやダンボールが雪に汚れて埋もれていたのを誰よりも早く進んで片付けてしまい、彼に比べて役立たずの私は彼の美しい働き振りに感動に近い感心をするしかなかったのです。その間、一緒に居た彼女は嫌がるでもなく優しい笑顔で状況を見守っていました。一見、失礼ながら軽い感じのカップルだったのですが、人は見掛けによらないとはまさにこのお二人のこと。本当に彼の働き振りには驚きました。
そして翌朝、自宅から裏道を歩いて店に向かっていると降り積もった雪の中、70歳くらいのご夫婦が車の中で動けなくなり、立ち往生しながらもやたらとアクセルを吹かし前進突破を試みていました。ああまたか、、と思いながらも見過ごす訳にもいかず、しばし手伝ったのですが、私が車のボンネットのところに両手を当てて前から車を押しているときに何とその男性は今までバックに入れていたギアーを突然ドライブギアーに入れてアクセルを踏んだのです。一瞬の出来事で咄嗟に何とか避けきれましたが、そうでなければ私は車に突き飛ばされていました。このおじさんのいきなりの「逆走」に私が怒ると、何とも他人事のように、あぁごめんごめん、と言うばかり。全く呆れました。申し訳ないけど、次からは雪に嵌った老人の車は押さないことにします、多分。
そんなこんなで何とも疲れたのですが、人を見かけで判断してはいけない、人は長生きしているからといってその分余計に学んでいるとは限らない、そんな当たり前のことを再認識した雪の日でした。