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昨日はピカデリーの本屋 Waterstones に行き、真ん中の写真にある本三冊を買いました、左から写真の撮りかたの本で、いい写真を撮りたかったらこれを読め、みたいなタイトルは一見ダサいのですが、本の構成と文章も知的で、作例に使われている写真もいい写真が多くとても良い本。文章は単に写真について語っているようでいて何処か哲学的雰囲気を帯びてもいます。同じ著者のこのシリーズの本は他に二冊あり、それもこの本屋で前に買い求めました。真ん中は、いつもそうなんですが、当て所なく Waterstones の4階にある Photography のコーナーに並べられた沢山の写真集の前を行きつ戻りつしながら、気になった物を棚から引き出しては戻し、その繰り返しをしている時に、目に止まったのがこの、このとても綺麗な写真集。SISTERS とタイトルがあるように、姉妹のポートレート写真集。写真が良いと言うだけでなく、この本も内容構成が良い。とても美しいこのような本は買わないのが無理、ムリ、です。読みたいという気持ちよりも、美しいものを所有したい気持ちですね。右は最近ハヤカワから出ている「津波の霊たち」と言う本の原書、大川小学校の亡くなった子供たちを中心に描かれたノンフィクションですが、著者はイギリス人なので英語でも読みたいと思って購入。この本も原書のデザインのほうがハヤカワの物より遥かに美しい、ちゃんと物としての存在感、重みがあります。
日本の本ももっと美しくならないのかしら、とこんな所で本に囲まれていると、うっとりしながらもふと思うのです。「みすず書房」とか「ふらんす堂」とか美しい本を変わらず出し続けている出版社はありますが全体から見ればとても少ないですね。よく本の帯にある煽情的な文章、あれも醜いですね。それに惑わされて買うベストセラーの新書は大体百ページも行かないうちに読む気も失せて終いには誰かにあげてしまう。私たちは何故紙に印刷された物を読むのか、本を本たらしめているものはなんなのか(あぁ、古臭い言い回し、、)その辺りをもっと考えて欲しい、本を作る人たちは。
この真ん中の本、SISTERS は自分の好きな時にこっそり一人で読みたい、持って回らずに。汚れるでしょ持って回ったら。とても綺麗な本ですから流石の私でも大事にしたい。
と、ここまで書いたらプレタ・マンジェの若い男性店員さんが来て、あと五分で閉店です、と言うことで、サヨナラサヨナラサヨナラ。