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今日はこちらに来て初めてのんびりと過ごしました。ここ二週間余り毎日張り詰めた気持ちで動き回りアンティークを探していたので流石に疲れました。今日は身体から力が抜けた感じで何となく昼頃にアパートを出て Oxford Circus のCaffe Nero に行き三時間程そこの地階にある隅っこの席に陣取りボーッとしてました。書き物も少しだけしましたがまあ殆どボーッとしてるだけ、自分に戻る時間とでも表現したらいいのかな、そんな時間を過ごしました。そして上にあがりカフェを出て繁華街の喧騒に身を晒すと自分が地下室からヌッと出てきたような感覚が一瞬過ぎり、何かをその地下に置いてきたような感覚を覚えました。それから歩いて Piccadilly の Waterstones に行き、広くて静かな売り場にある沢山の美しい本に囲まれてはあれこれ思いを巡らせながら階を移動して二冊の本を買いました。うち一冊はエドワード・ホッパーの画集です。彼の絵の素晴らしさ奥深さが分かるようにというか感じられるようになったのはごく最近のこと。昔はこんな絵は浅読みをしてしまっていて、随分と分かったような気分でいたのですがね、とんでもない誤解でした。
僕にとってこのピカデリーにある本屋は聖地のようなもので、もしこの本屋がロンドンから消えたならば僕は落ち込んでしまい立ち直れないかもしれません。そのくらい大切な場所ですね自分にとって。この本屋には考えながら本を選べる「間」のようなものがしっかりと確保されていて、それがとても良いんです。考えながら選べる、これはとても重要なことで日本の本屋では余り経験しませんが、それよりもイギリスの本は美しい。
いつ頃から日本の本は品を無くしたのですかね。