Img_36e73cd24ee0802899531e9c6216caba
Img_eac59407cdad6f88db6afb79308364e7
Img_83a19392756284a1a31744cc05d5c0d9
左の写真は前回書いたピカデリーの Waterstones、右は オックスフォード・サーカスにある Caffe Nero の地階。今日も懲りずに午後から Waterstones に行き小一時間程を過ごし、その後徒歩でオックスフォード・サーカスに行き Nero で読み書き。その帰りに Notting Hill にある古本屋に入り本を数冊購入。ボヘミアンな雰囲気の本屋で書棚の造りなども安っぽく一見雑然としているが、その割には置いてる本に拘りがあるようで、購買意欲を掻き立てられる。ジョージ・ギッシングの小説(The Nether World)とガートルード・スタインの自伝(The Autobiography of Alice B. Toklas)、それからケニス・ホワイトのアジア旅行記(Pilgrim of the VOID、これはタイトルに妙に惹かれて買いました)。恐らくどれも翻訳されておらず日本語では読めそうにないので、買いました。ガートルード・スタインは日本でもっと注目されていい作家だと思うのに日本語では今殆ど読めない状態です(富岡多恵子さんの訳本が一冊ありますが、これは酷いです日本語になってない)。ギッシングは岩波文庫からでているヘンリ・ライクロフトの私記、と言う本を買ったのが切っ掛けで今興味がある作家なのです(岩波の凄いところはイギリス本国でも殆ど読めないような本を今も出しているところです、この本は今日Waterstones で問い合わせたら小出版社が出しているだけで店頭にはありませんでした)。Waterstonesではアメリカの女性作家 Elizabeth Hardwickの短編集を買い、彼女の英語は僕には難しいのですが、彼女の文体に前から惹かれていて、単語の羅列から湧き出てくるイメージにうっとりさせられるのです。彼女の日本語の翻訳は全く出ていません。とても詩的なので日本語に訳した時点で殆ど死んでますがね。
しかしこんな本を何時読むんでしょうね。ただでさえ英語読むの遅いのに。それをまた重いのにスーツケースに詰め込んでヨイショヨイショと日本まで持ち帰る。本屋は危険ですね、これ以上近寄らないようにしたいと思います。でも古本屋に居ると落ち着きますね、オシャレな本屋では絶対見かけない変な人がポツポツ居て、安心します。と言うことは僕も同類 なのかしら。先ず中に居るお客が古本みたいな人間で古びてて味がある、みんな何処かに過去の傷があり疲れてもいるが、それを隠すこともなくさり気ない肯定感が感じられる。必要以上に飾りたてない人間に囲まれていると落ち着きます。
今大英博物館で国外最大規模の日本のマンガの展覧会が開かれています。初めてロンドンに来た三十年前には想像すら出来なかったことですね。