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こんなに静かなロンドンは初めてです、地下鉄で乗り換えのときに地下通路を歩いていると今迄ならいろんな音が聞こえて来たのです。何時もなら必ず居るはずの楽器を弾く芸人も全く見かけません、儲からないんでしょうか、それともテロ対策か何かの理由で地下鉄通路での演奏は禁止になったのでしょうか。車内でもなんか静かな感じがします、普通なら話し声や笑いがもっと聞こえて来てた気がするんですが。皆んな何か、下を向いて四角い機械を弄るのに忙しい感じなんです。何か暗い。僕の気のせいかな。だったらいいんだけど。Brexit(EU離脱)がどうなるのか先を見通せない中で、不安と景気の悪さがこの暗さの原因なのでしょうか。こんな感じで地下鉄に乗っているのは初めてですね。何時もならもっとワクワクするような楽しさがあるんですよね。
今日は仕入れでコッツウォルズに行ってました。田舎での仕入れは楽しかったですし、割と良いものが買えました。田舎に行くとほっとしますね、特にこんなときは。アンティークの市でお年寄りのディーラーと話してるだけで疲れ気味の心が和んできます。お金の為というよりも、アンティークが好きで楽しんでやってるというのが伝わって来て、こちらも自然と嬉しくなるんですね。テーブルの上の物の並べ方、説明するその口調や声音、顔の表情にそれが滲み出てるんです。ロンドン近郊ではこういう感じはほぼ無いですね、もっとアグレッシブで駆け引きと計算の臭いです。矢張り何年やっていようが、好きでやっている、と言う気持ちを捨てないで持ち続けているのが一番です。そんなディーラーと出逢うとお互い気持ちが通い合います。そんなときに初めて出逢ったディーラーから去り際に 'Nice to see you.' と言われるときほど嬉しいことはないですね。
写真は午前四時のテームズ河の眺めです。