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明日(9/7)からイギリス仕入れです。四週間の旅です、何度やっていても仕入れの前日は何処となく少し不安に感じるもので、楽しみに感じるというより、もう少しこの出発を先延ばしにしたい気分です。まあでも行ったら行ったでスイッチが入るんですけどね。九月のイギリスは始めてかも知れません。宿も今回は始めての所に泊まります。宿はノッティングヒルなのでロンドンで僕の一番好きな地区ではありますが。それと友人の娘の結婚式にも出ますのでそれも新鮮な体験になるでしょう。まあ気負わずマイペースでいきたいと思います。
それから、12/1(土)にフェルメールの裏部屋で私のトーク・イベントをやる予定です。午後7時半頃から、部屋が狭いので10人余りしか入りません。本について話す予定です。先日自宅で机に付いて二、三時間程色んな本を開いたりメモしたりして唸っておりましたが、多分何か話す事があるんじゃないかと言う結論に無理矢理達し、ましたので、本について話します。詳しい内容は帰国後にお知らせします。一応予約制にしますので、出席ご希望の方はメールを下さい。僕の話しが面白いかどうかは分かりませんが、まあご興味おありの方はどうぞお越し下さい。メール・アドレスはH.P.のShop Dataに載っています。トーク終了後は恒例(?)の皆で呑みに行きたいと思います。
では皆さんお元気で!!
上の写真は能登島です、痛風で痛む足を引き摺って能登島水族館に行って来ました。
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8/25(土)の11時〜18時、フェルメールのある新竪町の祭りです。クラフト作家さんなどが40店舗出店します。僕も友人などに声を掛けて呼びました。フェルメールも一日限りのセールします。気になるものがある方はこの日に来られるとお得です!後、私物の本とCD(主にジャズとクラシック)も売りますよ(本とCDは100円〜500円です)!
漆作家の山岸紗彩さん、金沢美術工芸大学の工芸家の学生さんたち、古書と古い版画の高橋麻帆書店、陶芸家の岡本修さんは訳あり品を安く売って頂きます、若林商店は可愛い苔玉の販売、活版印刷ユートピアノの展示販売、Mogo&BelleNaruのハンドメイドの洋服、新潟から参加のBarBookBoxSTOREはバーと本などの販売、ガラス作家のユニット、モザイコシスターズは小さなガラスオブジェとアクセサリー。
私の紹介では以上の方々に参加して頂きます。是非皆さんお越し下さい。
金沢でも「百・・祭り」と言うのがありますが申し訳ないですが僕あの祭り嫌いなんです。僕個人の感覚ではあれは祭りじゃないです。祭りのようなもの、ですね。金沢の人は自分自身が「当事者、主人公」になるのが下手なんです、それが金沢の魅力にもなってはいますが、他の人がやっているのを少し離れたところから眺めて、『あら〜、恥ずかしな・・』と言いながら傍観している、本当は参加もしてみたいけど自分が一番に行くのは(つまり周りの人を差し置いて)ちょっと恥ずかしいし、はしたない、という感覚ですね。誤解しないで下さい。悪く言っているのではないんです。観察と分析です。その「百・・祭り」は今だに馬上に旬が切れかかった芸能人を乗せ、それを殿様に見立てて眺める、という何とも古風(?)な祭りなんです。そしてそれを観ている下々の民はそのヒエラルキーの差を再確認をすると言う何とも有り難いものなんですね。祭りは本来ヒエラルキーの逆転にその本質があるんです。その日だけはお偉い方に泥をかけたり、そんなことが許される日なんです。なのに祭りの日までガス抜きどころかガスを溜め込んでいる。不思議です。
もう書くの止めますこの辺で。
まあ、8/25の土曜日是非お越し下さい。
待ってまーす!!!
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7/31(火)〜8/2(木)は帰省のため休みます。
9/7(金)〜10/5(金)はイギリス仕入れのため休みます。今回の秋の仕入れは何時もより二ヶ月ほど早いです。イギリスの親友のお嬢さんの結婚式に出席するのに合わせて仕入れの時期を早めました。10月に帰国したら5月の連休までは仕入れには行きませんのでずっとやっております。
写真は紀元前二千年以上前の南米の牛さんです。可愛いでしょ。目下当店の一番の人気者です。信じられませんが四千年以上生きているわけですよ、こんな可愛い顔して。
梯久美子さんの書かれた『散るぞ悲しき』(新潮文庫)を今ごろ読んでおります。何故、今ごろ、なのかと申しますと、私どもで出している『そらあるき17』に去年寄稿して頂いたからで、文章をお願いする前に読んでおけ、と言うことですね。梯さんが最近出された原民喜の評伝(岩波新書)もつい先日買い求めました。これは読ませて頂くのをとても楽しみにしております。梯さんは数年前に日経新聞に毎週日曜日に連載をされていた時にも原民喜のことは少し書かれていて素晴らしい内容でしたので、それでもう読む前からとても楽しみなのです。『散るぞ悲しき』は硫黄島で二万の兵を指揮して戦われた栗林中将のことを書かれています。とても面白いです、読んでいて。ただこの「面白い」という言葉、こんな本を読んでいるときに使う言葉としては難しいですね。英語の ’interesting’ ならいいのですが、日本語の「面白い」はこういう人の生死に関わる重たい本を読むときの感想としてはどうも不謹慎な気がして。何か何時も相応しい形容詞が見つからないのです。
まあこの二つの本は近いうちに読み終えてからまた書かせて頂きます。梯さんがひょっとして読まれたりしたら困りはしませんけど、恥ずかしいので、真剣に書きたいと思いますその際は。
スベトラーナ・アレクシェーヴィッチの書いたチェルノブイリの本を人に勧めていたときも「この本面白いですよ」という言い方がどうも、と言うか全くしっくり来ず困りました。恐らく英語の 'interesting' に近いのが「興味深い」という言い方かもしれませんが、「この本興味深いですよ」と言うのも変ですし、ホント困ったものです。
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週末にイギリス南西部のコーンウォール地方を車で周りながら仕入れて来ました。田舎のアンティーク市に行ったのですがまあ当たりもあればハズレもあるわけで、ぼちぼちでしたが中々良いドローイングを数枚手に入れることが出来ました。左と真ん中の写真ですが、大きさは大体30cm✖️20cmくらいの物。18世紀末生まれでオックスフォード大学を出た後にコーンウォール地方でイギリス国教会の教区主管者代理をしていた人が描いた物です。中々の絵でとても気に入り買って来ました。久し振りにいい絵を買いました。18、19世紀の有名な風景画家の素描と較べても大きな見劣りはしないと思います。ヴィクトリア時代初期はこのようにアッパーミドルクラスくらいの人で医師や弁護士など他の仕事をしながら水彩画などを余技と言うか趣味で描き続けた人が少なからずいるようです。僕は中国や日本の南画に通じるものをこのような人が描く水彩や素描に何処となく感じ始めています。売るための絵ではなく、当時の知識階級の人たちが自分の為に描き続けたもの、職業画家とは一線を画したところで描かれたもの。産業革命最盛期にそこに背を向けて湖水地方などの風景、自然の美に趣く人たち。恐らく彼らはラスキンやコールリッジの思想からも影響を受けていたはずです。そんな人たちが描いたものが欲しいなと思っていたところ偶然コーンウォールの田舎にあった訳です。これからもこのような絵を色んなところに出向いて探して行きたいと思います。
右の写真はロンドンへ帰る電車に乗るときに撮ったものです。
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先ほどからこのページに文章を書いていて記事を更新しようと更新ボタンをクリックするとネット接続が悪いのか、一回目の原稿がボツになり、更に二回目の原稿もなぜか変なボタンに触れてしまいまたもやボツ。ボツボツで、これで三回目の記事。一度書いた文章は二回目は書かない。だってもう自分の中でシラケてるから。三で言えば、もうこっちに来てから三週間。今回は珍しく身体に疲れが余り溜まっていない。とても良いこと。お金もまだ少し取ってある。体力が落ちると物を引き付ける力、引力のようなものが弱くなるので仕入れるのに体力は重要。お金がなかったら借金すれば良いが体力は借りられない。いつもなら今頃は Boots(薬屋のチェン店) で売っている朝鮮人参入りの強壮剤を飲みながら何とか動いているのだが、今回はその強壮剤はベッドサイドのテーブルに置かれたまま殆ど手を付けていない。昔は買い付け中に中々休む勇気がなく、経費を使ってこっちに来ているからと、毎日何かしら仕事をしていた。貧乏性は中々抜けない。それが最近は変わって来て休むときは休む。それはここ一週間のこのブログの更新頻度からもお察し頂けるはず。休むのにも自信がいる。それは自分が最近学んだことかも知れない。