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いよいよ明後日から仕入れです。イギリスに4週間。割と長いですね。今は色々と準備に追われています、と言いながらもデジカメを買い直しました。この八年使っていた携帯用の小型のパナソニックのカメラが壊れ始めた(露出補正ボタンが時々動かない)のと、液晶画面を見て写真を撮るのがどうもイヤで新しく買いました。ソニーのちょっと高級な奴を。型落ちしていたので安くはなっていましたが六万円弱しました。ファインダーが付いていてマニュアル・フォーカスが出来、レンズが明るい(今度のは開放でF1,8です)コンパクト・デジカメ、となるとそこそこの高級機になります。今日は連休なのにヒマで、新しいカメラを弄って店内の物を撮っては遊んでました。ここに載せている三枚が新しいカメラで撮ったもの。やはりファインダーがいいですね。ファインダーを覗いて撮るのと液晶画面を覗いて撮るのは、何処か紙の本を読むのと液晶画面で読むのくらい僕にとっては違うのです。やはり「覗く」のが好きですね。
さてこの新しいカメラ、もちろんロンドンに持って行きますので今回のこのページでのイギリス便りの写真は前よりも奇麗な写真で楽しんで頂けるかと思います。と、新しいカメラを買ってしまったことを正当化しております、いやいやあれは要るんだったよ、必要だった、とね。
では皆さんお元気で。明日まで営業して次に開けるのは6月3日です。
ロンドンに行ってちょっと落ち着いた頃にこのページを更新致します。
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オランダ、ゼニス(Zenith)社の磁器製パイプを去年の暮れにオランダで仕入れました。現存するパイプメーカーでは世界最古で創業1749年(この頃はまだ木のパイプは存在していませんでした)、パイプ内部に空洞があり、煙が口に運ばれて来る前にそこで対流するように作られています。新品のときは写真にあるように真っ白ですが、吸い込んでいくと渋い茶色へと変化していきます。中々良いパイプです。私も長年愛用しています。普通の木のパイプと使用する上での違いは一つ、パイプ・ボール(タバコを入れる部分)の穴が真下にあると言うこと。これも直ぐになれて来ます。手入れは至って簡単、ブレークインも必要なしで、水洗いもオッケーです。ご興味おありの方はご来店、もしくはお電話下さい。
まだ痛風で唸っておりますが、私の場合左の足首に発症することが多いです。これには多分理由があり、二十歳の頃バイク事故で左足を痛めてから左足首が弱いんですね。痛風は弱い部分に出るらしいです。
今から三十年ほど前、アイルランドのダブリンに住んでおりました。気候が寒いせいか、事故で痛めた左足首が何時も硬くて歩き難かったのです。当時のガールフレンドがダブリン郊外の教会にどんな病気でも手をかざして治す、ジョージという男が居ると何処からか聞きつけて来ました。ある日二人でその小さな教会を訪ねると、ジャージを着たがたいの良い40後半くらいの男がいました。既にたくさんの人が彼の治療を受けるために教会の椅子に座って待っており、彼の側ではシスターが助手として待機しています。時折、彼を崇めるような感じの合唱のようなものが聞こえて来て、誰かが彼の名前をゆっくりと連呼しています。彼は手をかざすだけで癌も治すと言う噂で、空手か柔道が十段と言う話しでした。僕の彼女は大学の研究者で至って理性派、僕を連れて行ったのにそんな諸々の噂はどれも信じておらず、いよいよ僕たちの番が来て、座って待っていたところから少しだけ歩いて彼の前に二人揃って着席したのです。最初に彼は僕を見ると一言、君は左足を事故で痛めてるね。僕の当時の歩きかたは今と左程は変わりません。先ずこの一言、彼の観察力にびっくり。彼女は彼がイカサマであることを証明するために彼のする質問にわざと嘘をついてみたりして、僕の横で彼の「奇跡」の力の真偽を暴こうとしていました。彼は僕の前に座り確か左手をそっと、本当にそっとぼくの左膝に置くと、(怪我に関係のない)幾つか取り留めもない質問を僕にしました。その時間一、二分だったでしょうか。僕は何時になったら患部に触ってくれるのだろうかと思いながら彼と話していました。そして彼は私にこう言ったのです、はいもう(治療は)終わったよ、と。そしてその席を立ち歩くと何とも左足の軽いこと。それは丸で事故に遭う前のようで、歩くときの足首の柔軟さは長い間感じたことのないものでした。その効果は一ヶ月かそれ以上もちました。その後左足首はまた同じ状態に戻ったのですが、それは何とも不思議な体験でした。ジョージ。忘れられない名前です。
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痛風(gout)が56回目の誕生日目前の僕にお祝いにやって来てくれて、お陰で誕生日の4月9日は痛風の痛みに苦しむ目出たい日となりました。7日の土曜日が最悪の日で一歩も歩けず自宅の布団の上でただ呻いておりました。激痛からくる疲労でとにかく長時間寝ます。よって夢を沢山見ながらも夜中に這いずりながらお手洗いに起き、また悶々として何時の間にか寝る、の繰り返しです。人は見る夢の何割くらいを記憶しているのだろう、とか、人間には何故夜があるのか、とか日頃余り考えないことを考えながら唸っておりました。何故夜があるのか、もちろん地球の自転ですが、人間には闇の時間が重要だと思うんですよね。それを現代社会は闇を駆逐するのにいまだ躍起となっていますし、夜の暗さをしっかりと体で感じるって大切だと思います。小学校で最近はお金の使い方の教育とか英会話とかが重要視されていますが、夜の暗さについて学ぶことのほうが大切だと思います。寝ても覚めても中毒のようにブルーライトを浴び続けている日本人の未来こそ「暗い」ですよね。闇の排除と過度の利便性のなかで異常な日常を生きざるを得ない現代社会はどうやったら変えられるのでしょうか?
と、グチっぽい私ですが、写真は誕生日に私たちで作る冊子『そらあるき』のメンバーが持って来てくれた特注バースデーケーキを手にする私です。(毎年同じ感じの写真ですみません・・) 
本当はオランダの陶器のパイプについて書くつもりでしたが今日はちょっと気力不足で、、また次回にします。すみません!
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5月5日(土)〜6月2日(土)の四週間、イギリス仕入れで休みます。
3月21日(水)は午後1時から6時まで開けます。
3月29日(木)はお休みさせて頂きます。

最近撮った写真がないので、去年の秋に撮ったオランダの写真を載せました。左はスキポール空港に置かれていた水飲み器。ペットボトルにも水が入れ易いように配慮されているのがオランダらしいと思いました。真ん中はライツェ広場の近くにあるカフェ・デ・バリの二階。右は運河沿いにあったギャラリー(?)の窓。どの写真もオランダらしさがとても感じられます。
アムステルダム、今でも大好きな街ですね、15年ほど前は好きでこの街によく通ってました。今はその熱はスコットランドのエジンバラに移ったようで、エジンバラには少なくとも年に一回は行かないとどうも調子が悪い、と言った感じです。エジンバラは何時か住みたいと思っています。十年後かもう少し先でスコットランドかアイルランドにもう一度住みたいと思っています。僕は二十代の十年間は沖縄とアイルランドに住んでいて、日本本土からは離れていたのですが、60代は無理そうなので、70代の十年は日本を離れるのも良いかなと本気で思っています。人生の終わりのほうに差し掛かり、もう一度日本を離れるのも良いかな、いや、離れたいと最近感じています。元々日本には余り執着はないので、まああるとすれば、和菓子ですね。アイルランドに居た頃も桜餅が死ぬほど食べたくて、桜餅のことを考え出すと寝られないんですよ。それを当時教えていた日本人学校のご父兄のかたに話したら生徒さんのお母さまが桜餅を僕のために作ってくれたことがありました。確か某製薬会社の支店長の奥様でしたか、、。それともう一つ心配していたのが日本語を殆ど話さなかったので、いやぁ、これだけ日本語を話さないと日本語で冗談を言えなくなるのではないか、と本気で心配してました。まあ気を揉んだと言えばその二つくらいでしたかね。ロンドンやイングランドには住みたいとは思いません。住むならケルトの地、スコットランドかアイルランドですね。オーブンでパンを焼く生活をもう一度したいものです。ロンドンではなくてエジンバラなのは、僕が金沢よりも能登半島が好きなのと同じ理由ですかね。
まあそれまでは日本で頑張って暮らして70歳になったら日本脱出したいと思います。老境を迎えて枯れるのではなく、もう一度新しいことに挑戦したいと思いますし、そんな人間でありたい、と。
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フェルメールでも扱っている木口木版画の作家、柴田優子さんが2月20日(火)〜3月4日(日)の間、渋谷区恵比寿のギャラリー・まぁる(Malle)で個展をされます。今回は室生犀星の「叙情小曲集」がテーマらしいです(右の写真)。左と真ん中の写真は当店で販売している少し前の作品です。お時間ある方は是非いらして下さい。とても良い作家です、と言うと月並みな言い方ですが、ポエジーと知性を備えたとても良い表現者だと思います。まだ若いのでこれからが楽しみです。
パソコンを使う日を週二、三回に減らそうと思っています。緊急のメール以外は決められた日にまとめて返信して、検索もそれ以外の日にはしない、と決めました。理由は単純でパソコン等に触ると眼というか神経が疲れて、結果好きな本が読めなくなるからです。自分の部屋だけでも読めずにいる本が沢山あり、そんなことにもお構いなしに本を買い続けているので、未読の本は増えるばかり。検索と言うものも何処か中毒性があるようで、昨日行ったレストランが美味しくってぇ、、検索、この作家知ってるぅ、はい検索、安くていいスピーカー探してるんだよね、、そしてまた検索、、と何でもかんでも次々と検索のネタになるわけで、これもまあ検索中毒ですね。いったん家に帰るとネット環境は何もないので読書のときの調べ物は重たい広辞林で調べるしかなく、それに載っていなければお手上げ、と言う状態。まあそれもいいかなと、、。
先日店のドアの前のアスファルトに小さなヤモリが死んだように横たわっていました。落雪と共に何処からか落ちて来たのか、そっと触ると微かにしっぽを動かすので死んでないようで、そのままだと誰かに踏まれるのでそっと店の側の花壇の中に移しました。それからそのヤモリのことが時々気になるのでしゃがんで花壇を覗き込み、あっ、まだそのままでいるなぁ、とヤモリが動いていないのを確認するのが最近の密かな愉しみです。今日も後でヤモリを覗いてみようと思います。
では皆さんお元気で。雪の融け始めた金沢より、、。