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今日で仕入れの旅もちょうど二週間になり、今はアムステルダムに居ます。友人でもあり、僕のパイプの師匠でもある人(彼が所有しているパイプ博物館については後日改めて書きます)に会いに来ました。二週間も経つと日本にいるときに考えていた色んなことが客観的に観え始め、自分の(考える)視点が修正されていくのを感じます。そう言うと深刻に聞こえますが、平たく言えば、自分が考えていた大抵のことが 下らないことに思えて来るのです。自分の店に関しても距離を置いて観ることができますし、これは重要なことのようです。仕入れ中に色んな所で様々な人達と会話を交わしたり、長い付き合いのあるディーラー達の仕事を眺めながら話し込んだり、質問をしたりして、古い物、専門性の高い物を扱う各人の姿勢が見えて来ます。仲の良いディーラーが攻めの姿勢で良い仕事をしているのを見ると中々勇気付けられますし嬉しくもあります。仕入れとは僕にとって「歩く・見る・話す」の繰り返しに他なりません。日本から来られる一般のディーラーさんたちはもっと効率良く仕事をこなしていく様に見えますので、その点では僕はプロになり切れていないかも知れません。まあでも、「なり切れない」のだから仕方ないですね。という訳で、今夜はアムスなのです。
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前回の記事でお話ししたアムステルダムの友人が営むパイプショップ(左の写真)と彼らが所有するパイプ博物館(Amsterdam Pipe Museum) の写真です。博物館のほうはまた改めてホームページのPipe smoking のページに詳細を書く予定です。住所はこの記事のタイトルにある様に、ライッエ広場から歩いて数分の所で、閑静な運河沿いにあり、17世紀の建物の地下がパイプショップ、一階がミュージアムとなっています。
ドンとベネディクトの二人と知り合ったのはもう17年も前のことです。パイプの収集と研究に人生を捧げたお二人の情熱には、簡単には言葉で言い現せないものがあります。友人でもありますが、私のパイプの師匠でもあります。今回は久しぶりに彼らを訪ねて楽しい時を過ごさせて貰いました。
アムステルダムに行かれた時は是非訪ねられて下さい。パイプに興味がなくてもミュージアムは十分に楽しめると思います。
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ロンドンやイギリスの田舎で地下鉄や電車に乗ってて楽しいのは車内放送のユーモアたっぷりなことです。日本のような事務的な感じの放送もありますが、単に乗客に必要事項を伝えるだけでなく、その前後に素早くさりげなくジョークを挟んで僕たちを楽しませてくれます。今日の夕方の地下鉄の放送などは半分くらいしか言ってることが分かりませんでしたが、殆どクラブのDJがぶっ飛ばしている感じでしたし、先日乗った田舎からロンドンに向かう夕刻の電車の車内販売のオジさんの放送なんかは、「私の売ってるものには良いものも悪いものもありまーす、でもそれを決めるのはお客さま自身でございます。また私とお喋りなどしたい方はどうぞ売り場まで。お待ちしております」などと中々盛り上げてくれてました。みんな退屈な労働や日々の鬱屈にめげそうになるのをこうやって紛らわしているのかもしれませんが、このように現場で働く人に話す自由が確保されていること、それから乗客がクスクス笑ったりしてちゃんと反応すること、この辺りがイギリスの魅力ですね。
さて、これで多分イギリスからは最後の記事になりそうです。ではお元気で!
ご静聴?サンキューソーマッチ。
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10日の水曜日に帰国するつもりで火曜の夜にせっせと荷造りの最中、ふとカバンの中から航空チケットを取り出してみると、何と帰国日は11日の木曜日。思い掛けなくエクストラの一日が湧いて出て来て、観光をすることにしました。友人に誘われるままに、St. Albans(オーバン)というロンドンから北に電車で半時間の街に行って来ました。美しい湖に鴨が泳いでいます。イギリス最古と言われている古いパブでランチ、フィッシュ・アン・チップスを食べ、その後はワッフルの専門店にバナナ・ワッフルを食べに行きました。夕方ロンドンに戻り、夜は Wigmore Hall でクラシックのコンサートに行きました。ラズモフスキー四重奏団にブルーノ・カニーノ のピアノ、ショスタコーヴィチの四重奏がとても良かったです。昔はこういう時は一番高いチケットを買ったものですが、どこの国でも最も高い席にはスノブがオマケで付いて来ますし、きっとろくに音楽なんて聞いてません。で、今回は下から二番目に安い席で聴きました。Wigmore Hall のような素晴らしいホールには安めの席の隅っこの方にひっそりと何気なく、知的で上品なご婦人が地味にされど自己主張のある装いで一人静かに座っていたりするのです。そのようなご婦人をひと目拝むことが出来るのも、このような歴史あるホールの魅力ですね。
帰りがけにBond St. でBig Issueをお土産用に買って帰りました。帰国日の思い違いで最終日は楽しい日になりました、と今ロンドンのヒースロー空港の待合でこれを打っております。
土曜から営業します。
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年末年始のお休みの日のお知らせです。
12/31(水)〜1/3(土)の間はお休み致します。4日(日)は午後一時頃開けます。遠方からお越しの方、申し訳ありません。今月は30日までやっておりますので、お時間あります方はどうぞ。写真にありますように、イギリスから荷物が届き、店の中はカオス状態です。新聞紙を開いて仕入れたものを出していきます、「うーん、やっぱりいいな、仕入れて良かった!」という物もあれば、「悪かないけど、わざわざ地球の裏側まで持って来ることなかったかも・・」というのもたまーにあります正直。毎日毎日仕入れているとついノリで買ってしまう物もある訳ですね。あらっ、仕入れってそんなにいい加減なの、と思われるかもしれませんが、ノリで買った物が以外とすぐ売れたり、気合いを入れて仕入れた物がずーっと売れなかったりというのが仕入れの難しさ面白さなのです。中には店の壁に掛けると凄い迫力を放ち、「売りたくないかも」というのもありますし。売りたくないと感じる物は大体売れますね。そうなんです、仕入れが良いかどうかの判断基準は以外と簡単で、仕入れている時に、「これ、売りたくないなー」と感じる物が多い時は仕入れが上手くいっている証拠ですね。さてさて今回はどうなんでしょ〜。