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金沢市で発行の「プレミアム商品券」、当初は取扱店申請をしないつもりだったのですが、常連の方に言われて、ギリギリで取り扱い店舗の申請をしました。で、当店でも「プレミアム商品券」使えます。申請がギリギリだったので、印刷物の取扱店名簿には載っていないようです、ネット上では載っているらしいですが。金沢市周辺在住の方で「アンティークでも買おうかなぁ〜」と言うかたは、お越し下さい。お待ちしております。
プレミアムとは全く関係のない写真です。九州に帰省したらいつも行く温泉の写真です。父の墓がある小さな山間の村落、大分県日田市天ケ瀬町塚田にある町営の地味な温泉です。何もなく、洗い場にも花王の白い石けんがぽつんとあるのみ。先日訪れた日は高校野球決勝戦の日で、受付のおじさんがランニング姿で椅子を外に出してのんびりと高校野球をテレビ観戦していました。入浴料は200円、地元民は50円です。僕はいつもお寺に参った後、近くにある阿蘇神社の分社に参拝してそれからのんびりとこのお湯に入り浴槽に写り込む緑を眺めるのを楽しみにしています。温泉の多い大分県でもこんなにのんびりした温泉は少ないと思います。もしご興味おありの方は車じゃないとほぼ無理な場所です。日田市の市街から大体30分で着きます。名前は「塚田温泉」だったと思います。
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金沢市下菊橋の近くで16年程お店を開いていた唯一無二のバー(?)「ガロア」が今月19日で閉店します。以前このページでも書きましたが私は開店当初からの常連。音楽もなければ特別なお酒もない、無い無い尽くしの「ガロア」にあるのは、カウンターの上から垂れる裸電球と店主の宇野さんの包み込む力。彼の魅力に惹かれるように町外れの暗いY字路に立つトタン屋根の淋しい明かりを頼りに皆僕たちは通ったのです。世に流行る幾多のものの対極物として小さく強く屹立するお店でした。残念限りないのですがまた何処かで宇野さんのお顔がカウンター越に拝めることを願っています。人もお店も無く(亡く)なって初めてそこに空いた「穴」が分かるというもの。僕個人としては何時か物語にして書こうと思い続けている場所でもあったのです。こんな時代にあって「物語」を感じさせる希有な「場」でした。僕もとても淋しいのですが、敢えてここは淋しいと思わないことにしています。金沢市民の99パーセントには無用の場所だったかもしれませんが、1パーセントの人々にあってはこの損失は深い心の痛手なのです。
宇野さん有り難うございました。