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このパイプ1960~70年のイギリス製です。片側にmade by handと刻印があり、反対側にはrejectと入っています。ブライヤーの木にむらがあったため、小さな瑕が二カ所ほど入っているので、工房の名前は刻印せずに、made by handとだけ入っています。ブライアーの質や全体の作りの丁寧さから見るとかなりの高級パイプです。ボールの内側から判断すると、これを吸っていた人もかなりのパイプ上級者だったようで、このように上手に育てられたものは、今吸っても味が全然違って美味しいのです。

小さい欠陥を気にしなければ、全体にクオリティの高い無名のパイプにはとても個性的で面白いものが多々あります。人で言えば「無名の名人」のようなもの。ただ、このようなパイプを上手に操るには、こちらにも相応の技術と力量が必要です。「パイプが似合う」とは、吸う人の力量がパイプの力に勝っているときを言うのです。吸わなくても、手にしているのを見れば歴然分かります。だからパイプは恐いし、面白いのです。